趣味ではないけれど会社のお付き合いで釣り堀へ

今回の依頼者は男性なのですが、釣りにあまり興味はないものの
会社の上司が釣り好きという事もあり、たまたま声を掛けられたようです。
もちろん無理強いさせられて同行したわけではありませんが、
「何事も経験だ」という上司の熱いお言葉の下、お付き合いという事もあり
初釣りデビューという事で釣り堀で釣りを行う事になったそうな。

現在は9月ですが9月～11月下旬辺りはまさに釣りのシーズンとなっており
大阪府内でもメジロやハマチといった青物が回遊してきており
大物を狙った釣り人達で人気のスポットはいつも満員となっております。

冬時期の魚もとてもおいしく、中でも「寒ブリ」なんて聞いたことはありませんか？
寒い時期に釣れるブリなので「寒ブリ」と言われておりますが、冬は海水温度も下がり
魚の活性が下がる事から、夏～秋にかけての時期は最も魚が釣れる良きシーズンなのです。

それに加えて釣り堀は専用のイカダにタイやハマチ・イサキなど多種にわたる魚が放流されている為
利用すれば年中魚釣りを楽しむ事も可能です。まさに初心者にはもってこいですね！

釣り堀で初釣りデビュー！釣果はなんと4匹！

依頼者は初めての釣りという事もあり、わからないことだらけで
教えられながらやったそうですが、なんと初めての釣り堀での釣果は
大きいタイが3匹・シマアジが1匹という好成績を収めたそうです！
タイはもちろんの事シマアジは高級魚なので1匹でも釣れたら万々歳なんです！
あとはオマケで上司が外海で釣ったとされる２５ｃｍほどのサバも頂いたそうです。

さて、無事に持ち帰ったはいいが問題はここから。
なぜ今回魚の捌き依頼が入ったのか？

答えは単純明快
依頼者は内臓に触るのがとても苦手だったのです！

勿論魚を捌く事なんて出来ないし出刃包丁も持っていない。
チンプンカンプンの状態で処理に困っていたそうです。

ここで一言、実は筆者も釣りは好きなので釣り堀経験もございます。
釣り堀では釣った魚はスタッフに頼めば鱗や内臓処理等、1匹200円程払えば行ってくれるんです。
但し所によっては受付時間が決まっており受付時間外後に釣れてしまった魚は
鱗処理ぐらいはしてくれますが内臓処理までは対応してくれません。

今回依頼者はその受付時間外後に魚が釣れてしまったらしく、そのままの状態で
持って帰る事になりました。

依頼者は血や内臓がとっても苦手！見るのも触るのも無理！

人によっては血を見ただけで立ちくらみをしたり、グロテスクな
物がとことん苦手という場合もあるでしょう。

実は筆者もあまりグロテスクなものは苦手です（笑
特に魚を捌く時は生臭いですし、内臓処理にしても柔らかくて
ぶよぶよして生々しくてあまりいい気分はしません。

ですが生き物を食すためには仕方ない行為と割り切り筆者も
そこは無心で捌くようにしています。
実際に筆者自身三枚おろしを習得したのも割と遅めでした。