通販や家具店で組み立て式の本棚を買ったものの、「うまく組み立てられない」「なかなか完成しない」という人は多いのではないでしょうか。
今回は、組み立て式の棚を簡単かつスムーズに完成させるコツを紹介します。
紹介するポイントを抑えれば、作業時間も短縮できるうえ、完成後の見た目も良くなりますよ。家具組み立てが苦手な人はぜひご覧ください。
プロ直伝!簡単に本棚を組み立てるコツ
本棚の組み立て作業は、簡単なコツを抑えれば失敗する可能性が減り、作業も進めやすくなります。
具体的には、以下のようなポイントに気をつけると良いでしょう。
・説明書を読んで工程をイメージする
・作成中はネジを「仮締め」する
・接着剤は穴半分まで入れる
・使いやすい道具を用意する
説明書を読んで工程をイメージする
組み立てる前に説明書を一通り読んで、手順をイメージしておくと作業ミスが防げます。
似た形のパーツを別の場所に取り付けたり、上下や裏表を逆に取り付けたりといった、よくある失敗も説明書に目を通しておけば防げるものです。
説明書を読むのは面倒に感じますが、自己流で組み立てるよりもかえって効率よく作業を進められます。組み立て途中に分からなくなった場合も、そのつど説明書で確認してみてくださいね。
作成中はネジを「仮締め」する
ネジを使って組み立てる場合は、まずは1つのパーツに対して全てのネジを「仮締め」し、最後に全てのネジを締め上げます。
仮締めとは、ネジを穴の半分ぐらいまでゆるく締めておくことを言います。
仮締めをしておくと、パーツを合わせやすく、失敗があっても簡単にネジを締め直せます。また、1つのネジを締めすぎてパーツがゆがむことも防げます。
接着剤は穴半分まで入れる
ダボ(固定用の木製の丸棒)を接着剤で止める場合は、穴の半分くらいまで接着剤を入れるのがコツです。
接着剤が少なすぎると、組み立て後に接合部分が弱くなり、ゆがみや破損の原因になります。
もし接着剤がはみ出てしまった場合は、乾く前に布できれいに拭き取っておくと見栄えも良くなります。
使いやすい道具を用意する
ネジを締める作業は手指の力が必要なことも多く、想像以上の重労働です。
作業を効率よく進めるためにも、持ち手が太くて握りやすいドライバーを用意しておくと良いでしょう。用意できるならば電動ドライバーがあれば、もっとスムーズに作業が進みます。
ダボを打ち込む必要のある本棚の場合は、ハンマーやペンチがあると便利です。ハンマーがあれば軽い力で打ち込め、ペンチがあれば間違って差し込んだダボを簡単に抜けます。
スムーズにできる、本棚の組み立て方
ちょっとしたことに気をつけるだけで、組み立て式の本棚はスムーズに作り上げることができます。
具体的には、以下の手順で進めると効率よく作業が進むでしょう。
1. 十分な作業スペースを確保する
作業スペースは、できれば2~3畳くらいの広さを確保したいところです。
十分な作業スペースがあれば、本棚を横に倒したり、ひっくり返したりといった作業をスムーズに行えます。また、道具や部品の置き場所を決めておくこともできるため、作業途中に必要なものを探す時間もかかりません。
2. 必要なパーツ・道具がすべて揃っているか確認する
本棚の梱包材を開けたら、まずは必要なパーツ・道具がすべて入っているか確認しましょう。
もしパーツが足りなかったり、最初から壊れたているパーツがあったりすれば、当然ながら返品しなければいけません。組み立て途中でこれらに気づいてしまうと、バラして送り返す手間がかかります。
なお、必要な工具や接着剤が付属していない場合もあるので、合わせて確認しておくと良いでしょう。
3. <中見出し>説明書と同じようにパーツを並べる
本棚を組み立てでよくあるのが、「パーツの左右や裏表を間違えて取り付けた」という失敗です。
パーツを付け間違えると、せっかく取り付けたネジやダボを外して再び取り付ける手間がかかります。また、接着剤を使って組み立てるタイプの本棚だと、後から付け替えられない恐れもあります。
しかし組み立てる直前に説明書の展開図と同じようにパーツを並べておけば、このようなミスは防げます。組み上がったときのイメージもしやすいため、組み立てにかかる時間も短くなりますよ。
4. 説明書の順番通りに組み立てる
本棚の組み立てには時間がかかるため、つい組み立てやすそうな工程から手をつけがちです。
しかし説明書の順番通りに進めないと、かえって時間がかかってしまいます。なぜなら組み立て途中で混乱してミスをしたり、バランスが崩れてパーツを組み直したりすることになる場合が多いからです。
説明書を読むのは面倒ですが、手順通りに気長に進めていってくださいね。
どうしても難しければ、便利屋さんに家具組み立て代行を頼める
本棚の組み立てのように物を作る作業は、どうしても人によって得意・不得意がわかれます。
紹介したコツを意識してもうまく組み立てられない場合は、得意な人にお願いするのが一番です。
ただ、手伝ってくれる人がなかなか確保できない場合もあるかもしれません。そんなときは、便利屋に依頼するのも一つの方法です。
便利屋には家具の組み立て依頼はよく来るので、慣れている業者が多く作業をスムーズに進めてくれます。プロに任せれば自分で作業する必要はないですし、失敗する可能性も低いですよ。
便利屋で本棚の組み立てを依頼する際の相場
とは言え、「業者に任せると料金がいくらかかるのか心配」という人もいるのではないでしょうか。
便利屋のほとんどは、時間制の料金体系を採用しています。
基本的には「1時間あたりの料金+出張費用」がかかる場合が多く、相場としては下記のとおりです。
項目 | 料金相場 |
時間料金(1時間) | 3,000円~4,000円 (作業員1名あたり) |
出張費(1回) | 2,000円~3,000円 (作業員1名あたり) |
本棚の組み立て作業にかかる時間は、大きさによって違いがあります。普通の物なら30分~1時間ほど、大きな物であれば1時間~2時間くらいを見ておけば良いでしょう。
作業員の人数については、かなり大きな本棚でないかぎりは1人で対応してくれる場合がほとんどです。
どういう便利屋に依頼すればいいの?
初めて便利屋を使う人は、業者の選び方も分からないかもしれませんね。
以下に、良い便利屋を選ぶためのポイントを紹介します。
HPに情報が豊富に掲載されているかどうか
まずは便利屋の公式ホームページを確認しましょう。連絡先や代表者の氏名といった最低限の情報の他に、家具の組み立て実績などが載っていると安心して任せられます。ブログなども含めてチェックしておきましょう。
口コミサイトなどもチェック
インターネット上の口コミサイトでもかまいませんので、実際にその業者からサービスを受けた人の意見を確認しましょう。挨拶や気遣いなどの面で良い評価がある業者なら、作業も丁寧で信頼できる可能性が高いと言えます。
大阪で家具の組み立て代行なら「何でもワークス」がお得
大阪で家具の組み立て代行をお探しなら、私たち「何でもワークス」にご相談ください。
日頃から家具の組み立て依頼はたくさん頂いており、経験は豊富です。本棚はもちろんイスや机、ベッドなどさまざまな家具の組み立てに対応しています。
料金は「1時間あたり3,000円+出張費2,000円(作業員1人あたり)」の時間制で、時間内であれば何個でも組み立てをご依頼頂けます。家具の買い替えやお引越しのときなどに、まとめてご依頼いただてもかまいません。
対応地域は大阪府全域です。24時間いつでもご都合の良いときに駆けつけいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください!
まとめ
組み立て式の本棚を作るときは、事前準備をしっかりと行ったうえで説明書の順番通りに進めることが大切です。
「急がば回れ」の気持ちで今回紹介したコツを抑えながら丁寧に進めてみると、きっとスムーズに組み立てられるでしょう。
どうしても組み立て苦手だという場合は、便利屋へ依頼することも考えてみてくださいね。